十善戒(じゅうぜんかい)
この身(み)今生(こんじょう)より未来際(みらいさい)をつくすまで十善のみおしえを守りたてまつらん
でじむこう じんみらいさい
弟子某甲 尽未来際
ふせっしょう ふちゅうとう ふじゃいん ふもうご ふきご
不殺生 不偸盗 不邪婬 不妄語 不綺語
ふあっく ふりょうぜつ ふけんどん ふしんに ふじゃけん
不悪口 不両舌 不慳貪 不瞋恚 不邪見
不殺生(ふせっしょう)
殺さない。命あるのも全てに対し、恐れることは何も存在しないと示す。
不偸盗(ふちゅうとう)
盗まない。理由のないものを欲しいと思わない。
不邪淫(ふじゃいん)
異性に対する邪な行為にふけらない。
不妄語(ふもうご)
誤った言葉や、悪意や敵意をもって言葉を使わない。
不綺語(ふきご)
飾った言葉を使わない。へつらわない。
不悪口(ふあっく)
人を傷つける言葉を言わない。口には、人を傷つける斧があるといわれる。
不両舌(ふりょうぜつ)
二枚舌を使わない。誰に対しても真実を喋る。
不慳貪(ふけんどん)
貪りを離れ、少なきを分かちあう。
不瞋恚(ふしんに)
瞋り(いかり)、高ぶる心を捨て、人を慈しみの心で見る。
不邪見(ふじゃけん)
邪な見かたを離れ、物の本質をありのままに見る。
自身の心を楽にする戒め授戒を受ける